【整備士が解説】ドライブレコーダーおすすめ5選!選び方も解説 マロブログ

商品レビュー

こんにちは、マロブログのマロンです。

今回は

  • ドライブレコーダーって何?
  • ドライブレコーダー欲しいけど、種類が沢山あってどれにすればいいか分からない・・・
  • そもそもドライブレコーダーって必要?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  1. ドライブレコーダーとは何なのか。
  2. ドライブレコーダーをタイプ別に紹介。
  3. ドライブレコーダーを選ぶときのポイント!
  4. 筆者おすすめのドライブレコーダー5選を紹介。
  5. ドライブレコーダーの必要性についての解説。

この記事を書いている僕は、自動車整備、電装部品取り付けの仕事をして、5年目。

大手ディーラーの新車をメインに、中古車、一般の方々のお車まで、様々な車を手掛けてきました。

そんな僕が、解説していきます。

ドライブレコーダーとは何なのか?

最近、よく耳にすることが多いドライブレコーダーですが、車載用の映像記録装置のこと。要するに「運転を記録するカメラ」ということですね。最近では高画質な物も増え、景色を録画したりする方もいらっしゃいます。

ちなみにドライブレコーダーは和製英語で、英語ではダッシュカムと言います。海外でドライブレコーダーは通じないのでご注意を!

ここからは皆さんに是非知ってほしい事実があります。

みなさんはドライブレコーダーがなぜ開発されたのか、ご存じでしょうか。それにはこんな物語がありました。

1994年頃、日本の技術者、片瀬邦博さんが息子さんを亡くされた事故をきっかけに2001年から開発がスタートしました。

事故の目撃者を探すのに大変苦労し、あの時いったい現場で何があったのだろうか、証拠は見つけられないままだったそうです。そんな経験から、「事故当時の記録映像があれば何か変わったのかもしれない」との思いで開発に至ったそうです。

ドライブレコーダーをタイプ別に紹介!

ドライブレコーダーには主に5つのタイプがあります。

これらを写真付きで紹介していきます。

カメラと画面が一体型になっている「フロントカメラ」タイプ

こちら僕が実際に所有しているコムテック製のZDR022です。

前後録画可能な「前後2カメラ」タイプ

こちらも僕が実際に所有しているコムテック製のZDR016。

ルームミラーと併用して使える「ミラー型」タイプ

またまた僕が実際に所有しているミラー型タイプ。

カメラ部分が円盤のような「全方位」タイプ
参考 amazon.co.jp

円盤のようなカメラが特徴的な全方位タイプ。

本体とカメラが別々の「セパレート」タイプ

こちらはカメラ部分と録画したファイルを保存する本体部分が別々になっているタイプです。

ドライブレコーダーを選ぶときのポイント!

ドライブレコーダーを選ぶときのポイントはズバリ下の5つ!

  1. 影したい方向、撮影範囲から選ぼう!
  2. なるべく高画質!
  3. 暗所対応かそうではないか!
  4. フレームレートをチェック!
  5. その他、便利な機能があるかどうか!

こんな感じです!1~5まで順番に解説していきます。

1.撮影したい方向、撮影範囲から選ぶ。

■先程、ドライブレコーダーをタイプ別で5種類紹介しましたが、さらに細かく、撮影したい方向で分類した場合「フロント録画」「前後録画」「360度録画」の3種類に分かれます。それぞれ解説しますので、使用目的に合ったものを選びましょう。

前方だけの記録で問題ないと感じたなら、低価格で取り付けも容易な「フロントカメラタイプ」

あまり車も乗らないし、安いものがいいな・・・という方にオススメ!

商品自体の価格も1万円前後と安く、ディーラーなどで取り付けする場合も5000円~1万円ほどで済みます。

デメリットとしては文字通りフロント側しか撮影できないので、前方で発生する事故の対策しかできません。

後ろからのあおり運転や、強引な割込み、幅寄せなどは撮影できないという欠点があります。

あおり運転や、玉突き事故なども対策したいなら「前後2カメラタイプ」

前も後ろも録画したい!あおり運転や、玉突き事故は怖い・・・という方にオススメ!

事故で一番多いのは皆さん予想がつくと思いますが、「追突」で、全体の40%ほどです。要するに前後2カメラタイプなら追突しても、されても両方の録画ができるということです。

そして後ろにカメラがあることによって、あおり運転等、危険運転の抑止にもなります。

デメリットとしては、カメラが2台になるため、商品自体の価格も上昇。取り付け価格もフロントカメラタイプの約2倍と高額になってきます。

そして横からの事故には対応できないこともあります。

横からの事故や、駐車中のイタズラ、車内の物色など様々な場面で活躍する「360度」タイプ

前後で起きる事故だけでなく、横や斜めなど様々な方向をカバーしたい。自分の車にイタズラとか、車内を物色されたら嫌だな・・・万全な対策をしたい!という方にオススメ!

先ほど、事故は「追突」が一番多いと説明しましたが、いつ何時どんな事故が起こるかわかりません。出会い頭、右左折時、側面側での事故が多いことも事実です。

また駐車中の盗難、当て逃げ、ドアパンなど走行中以外でも事故は起こります。

デメリットとしては、高性能がゆえに商品の価格がかなり高い。

球体のカメラゆえに画質が安定しない時がある。などが挙げられます。

■次に解説する、撮影範囲も重要な項目。水平画角を意識しよう!

ドライブレコーダーの画角には「水平画角」「垂直画角」「対角画角」の3種類があります。

その中でも横の撮影範囲を意味する、水平画角は最重要で、少なくとも108度以上はあるものを選ぶと良いです。

こちらは水平画角140度のドライブレコーダー映像です。交差点ですが、左右の横断歩道まで見える事が分かります。広範囲によって撮影することにより、事故状況などが判断しやすくなります。

2.なるべく高画質なものを選ぶ。フルHD以上が理想!

なぜ画質が重要なのか・・・それは「ナンバーが撮影できるかどうか」「人物の顔、事故の証拠など細かいところまで撮影できるかどうか」これらが非常に重要だからです。

細かいところまで鮮明に撮影するために、画質は「フルHD(1920×1080)・200万画素以上」を目安に選びましょう。

近年、何かと話題のあおり運転などは、ナンバープレートが重要な証拠となるため、リアカメラも高画質なものを選ぶと尚良いですね。

また、最近ではなんと4K対応なるものも出てきています。事故はもちろんですが、景色や、風景などを撮影したい方にもオススメです。

3.暗所対応かそうではないか、HDRもしくはWDRという単語を意識して選ぶ。

ドライブレコーダーは様々な状況できちんと周囲の状況を録画することが大切です。暗い夜道や逆光の強い場所なども録画できないと意味がありません。そこで重要になるのがHDRです。

まずHDRとWDRは同じ意味です。これは何のことかというと、「明るさの補正」のこと。

最近の車はナンバー灯がLEDになっているものがほとんどです。

それにより、HDRが無いとナンバーが白ぼけて全く認識できません、それがHDRによって、明暗差が激しい環境でも、画像のようにはっきりとナンバーが見えるようになります。

こちらは前後タイプのリアカメラ映像です。なるべく後ろ側もHDR機能があるものを選ぶようにしましょう。

4.フレームレートは「LED対応済み」を選ぶ。

実はドライブレコーダーの映像は1秒間毎の静止画で撮影されており、それをフレームレートと言います。

ですのでフレームレートの数値は1秒間に撮影できる写真の枚数のこと。

なぜこれが重要になるのか・・・それは事故が起きた瞬間に、LED信号機の点滅周期と重なってしまう可能性があるからです。実はLEDは高速で点滅しながら発光しており、それがドライブレコーダーの撮影周期と重なってしまうと、信号機が何色だったのかわからなくなってしまいます。

例えばドライブレコーダーのフレームレートが50fpsだとして、信号機の1秒間のLED点滅回数が50回だとした場合、点滅周期が重なる可能性が高いです。

フレームレートが高ければいいという事ではないので注意しましょう。

5.その他、便利な機能があるかどうか。

1.駐車監視機能がある、ないをチェックしよう!

とはいっても、今のドライブレコーダーは殆どのモデルで駐車監視機能があり、3000円前後で追加できるのでこれは非常におすすめです。

駐車監視機能には、「衝撃検知」、「常時録画」や「動体検知」などのタイプがあります。

「衝撃検知」は衝撃が加わってからの、数秒後しか映らないため、事故の瞬間は記録できず、相手車両のナンバーも撮り逃す可能性が高いというデメリットがあります。

一方で、「常時録画」や「動体検知」常に録画可能で、証拠能力に長けています。最近のドライブレコーダーにはバッテリーの電圧に合わせ駐車監視機能を終了する機能が備わっているのでバッテリー上がりにも安心です。

2.フォーマットフリーなものを選ぶ!

ドライブレコーダーは映像を記録し、そして古い記録から削除する動作を自動で行っています。そういった動作をする上で不要なデータが発生してしまいます。

これらでSDカードが一杯になると肝心な録画データが保存できなくなってしまう為、定期的にSDカードをフォーマットする必要があるのですが、面倒だし、忘れそうですよね・・・それを解決してくれる機能が「フォーマットフリー」という機能です。SDカードを自動でフォーマットしてくれる機能のことで、非常に便利です。

3.Gセンサーがある、ないをチェックしよう!

Gセンサーはある一定以上の衝撃が加わると、その記録を別のフォルダに保存してくれる機能のことです。

なぜこれがあると良いのか、例えば事故が起きたとして、路肩に車を寄せて~警察に連絡、色々なことをしなくてはなりません。この間もドライブレコーダーは録画を続けます、なので肝心な事故直後の映像が上書きされてしまい、無くなってしまったら意味がないからです。

4.GPS機能もあると良い

GPS機能があると、実際に走行していた速度や、場所を特定することができ、証拠としての記録が増えることになります

実はGPSがあるとドライブレコーダーの日付を自動で調節してくれるのですが、これが意外と重要で、この機能がないドライブレコーダーをディーラーで取り付けし、肝心な時に日付が違っていた!なんてことがありました。肝心な時というのはご想像にお任せします(笑)(僕はちゃんとGPSが無いタイプでも日付を合わせます笑)

おすすめのドライブレコーダー5選を紹介。

1.オススメNo1は、コムテックZDR016!

コムテックで非常に人気の高いモデルの「ZDR016」!

コムテック ドライブレコーダー ZDR016 前後2カメラ 前後200万画素 FullHD GPS搭載
ZDR016製品仕様
  • 総画素数:前後カメラともに200万画素
  • 有効画素数:前後カメラともに200万画素
  • フロントカメラレンズ画角:水平117°  垂直62° 対角140°
  • リアカメラレンズ画角:水平116° 垂直59° 対角145°
  • 記録時間:約165分~300分
  • フレームレート29.1fps ※Full HDで録画した場合
  • 駐車監視機能あり
  • HDR機能あり
  • 付属SDカード32GB メンテナンスフリー

2.オススメNo2はコムテックZDR35!

フロントカメラ、リアカメラ双方で圧巻の対角168°という超広角レンズ、「ZDR035」!

コムテック ドライブレコーダー ZDR035 前後2カメラ 前後200万画素 FullHD GPS搭載
ZDR035製品仕様
  • 総画素数:前後カメラともに200万画素
  • 有効画素数:前後カメラともに200万画素
  • フロントカメラレンズ画角:水平138°  垂直70° 対角168°
  • リアカメラレンズ画角:水平138° 垂直70° 対角168°
  • 記録時間:約125分~215分
  • フレームレート27.5fps ※Full HDで録画した場合
  • 駐車監視機能あり
  • HDR機能あり
  • 付属SDカード32GB メンテナンスフリー

3.オススメNo3はコムテックZDR026!

フロントもリアも370万画素の超高画質!WQHD(2560×1440)の「ZDR026」!

コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR026 前後370万画素 WQHDノイズ対策済
ZDR026製品仕様
  • 総画素数:前後カメラともに500万画素
  • 有効画素数:前後カメラともに370万画素
  • フロントカメラレンズ画角:水平113°  垂直60° 対角133°
  • リアカメラレンズ画角:水平113° 垂直60° 対角133°
  • 記録時間:約60分~160分
  • フレームレート19.1fps ※Full HDで録画した場合
  • 駐車監視機能あり
  • HDR機能あり
  • 付属SDカード16GB メンテナンスフリー

4.オススメNo4はコムテックZDR037!

360度カメラとリアカメラがセット!フロントカメラはなんと圧巻の800万画素「ZDR037」!

コムテック ドライブレコーダー ZDR037 800万画素の 360°カメラで全方位録画 リヤカメラで車両後方を録画
ZDR037製品仕様
  • 総画素数:フロントカメラ 1200万画素 リアカメラ 200万画素
  • 有効画素数:フロントカメラ 800万画素 リアカメラ 200万画素
  • フロントカメラレンズ画角:水平360°  垂直235°
  • リアカメラレンズ画角:水平138° 垂直70° 対角168°
  • 記録時間:約91分~189分
  • フレームレート27.5fps ※Full HDで録画した場合
  • 駐車監視機能あり
  • HDR機能あり
  • 付属SDカード32GB メンテナンスフリー

5.オススメNo5はコムテックZDR025!

2.7インチ大画面で、見やすい、操作もしやすい!「ZDR025」!

コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR025 前後200万画素 Full HD ノイズ対策済 夜間画像補正
ZDR025製品仕様
  • 総画素数:前後カメラともに200万画素
  • 有効画素数:前後カメラともに200万画素
  • フロントカメラレンズ画角:水平140°  垂直72° 対角172°
  • リアカメラレンズ画角:水平135° 垂直71° 対角167°
  • 記録時間:約130分~185分
  • フレームレート29.1fps ※Full HDで録画した場合
  • 駐車監視機能あり
  • HDR機能あり
  • 付属SDカード32GB メンテナンスフリー

おまけ:上の5つのドラレコ専用の駐車監視ケーブルはこちらです↓

やはりドラレコはコムテックがオススメですね!!全部コムテックになってしまいましたが(笑)

おすすめNo1のZDR016は発売してから1年ちょっとくらいですが、500台は取り付けたと思います(笑)

それくらい人気ですね!

こちらの記事でそれぞれのドライブレコーダーをより詳しく解説しております!よろしければ読んでもらえると幸いです。

ZDR016はこちら! ZDR026はこちら! ZDR025はこちら!

ドライブレコーダーの必要性

結論から言うと今の時代はドライブレコーダーは必ずと言っていいほど必要だと思います。これだけ皆さんに認知されてきているにはそれなりの理由があるからです。

あおり運転や危険運転などもその理由の一つであります。

私自身も昨年に交通事故に逢いましたが、中華性のドライブレコーダーを使用していたというのもあり、SDカードがうまく作動しておらず、証拠不十分で過失割合10対0になる予定が9対1という何とも言えない結果になりました。

なのでドライブレコーダーは国産メーカーでそれなりの性能の物、前後タイプや、360度タイプを選ぶようにしたほうがいいです

いつ何時どんなトラブルに巻き込まれるか予知できる人はいないと思いますので、「高くても3万円前後の出費をして大切な愛車、同乗者を守る」これに尽きると思います。

以上でこの記事は終了となります。皆さんの欲しいドラレコが見つかれば幸いです。ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました